家づくりの参考にしたいおすすめホテル

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ホテルライクな住まいって憧れるテイストの1つであると思います。

整然とした落ち着いた雰囲気

ラグジュアリーなしつらえ

優しく包み込まれる光

などなどホテル独特の異世界がありますよね。

私もホテルの空間って好きです。

以前、住空間の参考になりそうなホテルに宿泊したので紹介したいと思います。

eph KYOTO

eph KYOTO(エフキョウト)というホテルです。

デザイナーズホテルというコンセプトでつくられた、建築家の高松伸さん設計の建物です。

場所は京都駅から徒歩で5分くらいのところにありアクセスもよく、仕事で行ったり、行楽で行ったりしても利用しやすいところにあります。ただし路地を少し入ったところにありますので、最初はこんなところにあるのかなと思い、スマホナビの案内に従って辿り着くことができました。

宿泊費も時期、曜日にもよりますが、私は2人1室朝食込みで12,000円程度(1人当たり6,000円程度)ととてもリーズナブルでした。

楽天トラベルより参照

外観はコンクリートの躯体に金属でつくられた幾何学模様のルーバーが取り付けられており、中世ヨーロッパのテイスト?を取り入れつつもソリッドなものになっています。

ルーバーにより、ゆるやかに外部と内部の仕切りを兼ねた外装を取り付けるところが一般的なホテルと一味違う感じがします。

住宅にもそのようなゆるやかに空間を仕切るものがあると、建物にゆとりが生まれ満足度の高さにつながるかなと思います。

じゃらんより参照

半地下になっている(斜線の関係かな)アプローチを通り、自動ドアをくぐるとロビーにつきます。

ロビーは写真の通り、和を意識した金色の下がり壁、塗り壁の内壁、竹を模造したオブジェなどがしつらえてあり、京都にいることを意識できる空間です。

日本人が落ち着く雰囲気であるのはもちろんのこと、外国の方も日本に来た満足感を得られるものになっています。

エレベーターに乗って半屋外の廊下を行くと、客室にたどり着きます(このあたりは集合住宅やマンションの雰囲気を感じます。推測ですがもともと集合住宅なのかなと思いました)

扉を開けると格子に区切られた天井と塗り壁の内壁、そしてパターンのつけられたコンクリートの壁の中庭が現れました。照明も間接照明になっていて光による演出もかっこいいです。

窓回りは漆が塗られていたり天井にも高精細な木目調シートが貼られていたり、1つ1つに細部までこだわり材料を選定して設計されていることがうかがえます。

シャワーはオーバーヘッド、鏡も照明一体型のものなのですが、どれも市販品であると思います。

住宅などで使われているLIXILのユニットバスや、サンワカンパニーのミラーであったりしています。

ここが家づくりの参考にしたい部分です。

このように高価そうに見える建物や有名建築家設計などの特別な建物でも一般的な材料を使用していることがありますので、そのような部分を参考にしていくとホテルのような雰囲気を持つ建物が建てられるのではないでしょうか。


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